動作結果は同じ! 違いというよりは金銭的な問題ですな。

先ずはイモビライザーの説明から。
そもそもイグニッションンキーとは何ぞや?
エンジンを掛ける為のキー!?ならば、何故に持ち歩けるのか?
そのキーが無いとエンジンが掛からないようにすれば他人が勝手に乗る事が出来なくなるから。=>つまり盗難といった防犯の為ですな。

イモビライザーとは、従来のシリンダーキーが一致したらOK!・・・だけではなくてプラス、電子的にID照合を行い、そのIDが一致したらOK!とする仕組みの事。
何と何のIDかって?
持ち歩くキーと車体のIDの事。

つまり、キーの中に埋め込んだチップにIDが書かれている。例えば「CB1300SF大好きなオレ!」というIDだったとする。(んな訳きゃ〜ない!?)
そのIDを、車体に設置した解析&点火制御装置にあるROMにも記憶させておく。

キーが差し込まれた時点で
「CB1300SF大好きなオレ!」
を期待していた車体は、偽者の「IDなんぞね〜よ!」というIDを受け取ると、頭に来てエンジンの点火装置に「動くな!」と指示する訳だ!
結果、始動が出来ずに盗難も不可という訳。

しかしバイクの場合は、ちっと違う。
そのID照合はしないで、「車体に設置した解析&点火制御装置」に休憩命令を出す事によって照合としている。

その方法は2種類あって、
・赤外線リモコンで「いま動いちゃダメ」命令を発し、それを受理した時点で照合とする。
・キーの操作パターンで記憶してある「いま動いちゃダメ」パターンと照合し、それを受理した時点で照合とする。
などがある。

その訳は?・・・・お金を掛ける事が出来るなら、キーID照合の方式が良いに決まっているが、高価になる分だけ、バイク乗りにはウケないようなのだ。(貧乏人多いからなぁ〜・・・・ハイ!認めます!)

でも、ビックバイクともなると、ヘタすると車より高価な時代。
もうそろそろ標準でもいいんじゃないの?>メーカーさんよ!