【2011年7月】
ふむ・・・・・・昨年のライブ以来全くベースに触ってない。
ちょっくら練習してみる程度。
ところで何かのページから中村梅雀さんのコレクションを眺めていたら見っけちゃったよ!
イケベのコンパクトベース。
小っちゃ!楽しそう!面白そう!・・・・で思わずポチっとな!?・・・はぁ・・・・・・・。
2日後に到着。
一見して「ネック太っ!」
EB720と同じくらい。
でもその他のパーツは全部が少しずつ小さくできていて、これがまた非常にバランスが良い。
これらって絶対特注パーツだよな?
なのに何で16、800円で売れるの?(ちょっと感動)
非常にバランスが良い証拠にこの画像何も変な処無いでしょ!?(→)
しかぁ〜し!!
こんな感じだっ!
な!な!笑っちゃうだろ!?
面白いだろ!?
よっしゃ!買ってよかった・・・・。
絶対に次のライブはこれ使おうと決めましたとさ。
がめらブランド【ヘンダー】の出来るまで!?
高校1年生の冬、中古で買ったフレッシャーのジャズベーが何時の間にかフェンダーに変身しないかと願った訳だよ。
そしてヘッドをおもむろに紙やすりで削りだし、割り箸と黒と金の油絵の具でFenderに仕立てた訳だ。
もう1/3世紀前の話なのに今だに鮮明に覚えている。
そして34年後の今日・・・・・。
イケベの意欲的作品であり、オリジナルブランドなのは知ってるから、幾らノーブランドと言われても生い立ちを語る事は可能だ。
ただやっぱりヘッドが寂しいんだよなぁ・・・・真っ白なんだもの・・・。
(うちらの業界で白ロムと言っているとかいないとか・・・)
いっその事、ステッカーを業者に発注して張ったろ〜か!?
って考えて見積もる為にいろいろググッてみたら、転写用のプリンター出力用紙があるのね!?今時!!
しかもその業界ではブランドのA−ONEから転写シールとそのままの商品名で出ている事が判明。
すげ〜な!
業者への単品発注で大体1万円くらい掛かるようなので、これなら千円で済みそうだぞ!
やってみっか!
早速デザインに入る。
今だにPhotoShop5を使っているのもどうかとは思うが、これが手足になっているのだから変える気も無い。
フェンダーのフォントは「Brush Script」といってこれは昔から有名。
特に75年に拘る訳は憧れに胸が高鳴るフラッシュバックそのものだから。
金ブチにしてそれらしく見えてきたら、文字を変更。
やっぱ「変だぁ?」(語尾を上げて)でしょ・・・・。
んでもって、ハードロックというよりヘビメタ感覚で「JAZZ BASS」はやっぱり「鮫の巣窟」でしょ。
普段はモノクロレーザーしか使わないから子供が使ってたインクジェットを拝借。
何も考えずに説明書通りに進めたらもう印刷完了しちゃったよ。
全く便利な世の中だよ・・・・要は、
@ベースの紙に左右逆転の画像を印刷する。
(これは基板作成と全く同じ要領だ)
Aその印刷面に糊の付いた透明フィルムを張る。
B糊がベースの紙に移る。
C透明フィルムを剥がしてベースの紙を対象物に張る。
(これで左右反転が元に戻った)
Dプラモデルのステッカーと同じ要領でベースの紙を水で濡らして印刷面からズルッとずらして取り除く。
そして水分を拭えば完成だ!
試しにプリンタのフタで練習してみる。
何とも簡単ではないか!
このパターンではプリンタの出力をファインにしながら、シャープネスを最大にした為に、ギャザードが発生してしまった。
だから本番ではシャープネスをカットする事にしてみる。
プラスチックへの転写で要領が判ったので、このまま木工作業に入ろう。
早速ベースをバラしにかかる。
何枚かトライしてみた結果、淵を丁寧にカットした方がより美しく仕上がる事が判明しているので丁寧に時間をかけて徐々に丸く淵を切り抜いていく。
かと言って集中力が切れて「あっ!」ってな事になる前に止めておく。
なんか思ったより上手くいっちゃったぞ!
冗談工房の始まり始まり・・・・。
このままクリアを吹くか?悩んだが、取りあえずこの状態で一週間乾燥させてみる事にした。
塗装はまた次回だな。
ペグを取り付けると、なんか本当にこんなブランドがある感じじゃない!?
しかし本当にパソコンの力はすげ〜な。
デジタル処理しなきゃ、こんなん絶対無理だって!
うん。遜色無し!
やっぱ次回のライブはこれだな!
あれ?
うちのバンド今年に入って解散しちゃったからライブできないじゃん!?
という訳で、
ギター・ドラム・ボーカル募集! おぁ〜 ベース応募!
【翌週】
一週間の間を置いて完全に乾かした後、またバラしにかかる。
今回は上面だけを塗装してみる。
プラモデル用のマスキングテープと印刷紙でマスク完了。
クリア塗布開始。
最初の10回は「ひと吹き+10分乾燥」を繰り返す。
そして上の写真が15回目の塗布終了後。
この時点で節々にツヤが出始めているので、ここから大量塗布に移る。
最終的にはツヤ出すので、フィニッシュに向けてダレる寸前の限界塗布を行う。
下の写真が18回目の塗布を終えて、全工程終了の様子。
ペグを取り付ける時に1番ペグが逆さになったまま、ヘッドの間から顔を出していた。
あれ?これカッチョ良くね!?
で、ちゃんと巻き取りが可能な事を確認してから、裏のビスを逆さに打ち込んで、この位置で固定してみた!
よいじゃん!
フェンダー ジャズベース
&
ヘンダー ジョーズベース
の揃い踏みでございます・・・・・。
しっかし、ここまで自己満足のみの報告ってあるんだろうか・・・・でも・・・・楽しいわぁ〜!!
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