【2008年12月】

15年前から家のLAN工事はやっていた。
ISDN全盛の時代だったから新築時にも組み込む話はあったが、そんな速度で終わる世界ではない事は十分知っていたさ。
だからあえて組み込まなかった。
(28.8kのモデム使っていたから64kは夢の様だったけどね)

そして2008年の暮れ。
今まで必要に迫られては一部屋ずつ敷設していったんだけど、ついに子供の部屋にも引き込む年齢になっちゃまいやがって、面倒だから全部やっちゃえ!ってな訳で2Fは全室配線する事にした。


予てから欲しかったけど「まぁ、要らないでしょう!」って工具は、まだまだ一杯存在するのよね。

その中の一つ、「通線ワイヤー」を買っちまった。

だって全室を針金で小突きたくないでしょ?

どうせだったらまともな品質が欲しいわよね・・・・ってな訳で、マーベル製の、
・通線ワイヤー(スネークライン30m/ma-mw-430s)
・通線収納ケース(ma-mwc-30)
合計で1万円也。
安いや〜ね〜・・・。


とりあえずむやみに穴は開けたくないので共有スペースを探してみる。

インターホンの受話器にちょうど良い穴があったのでこれを利用する事にした。

早速、通線ワイヤーのご登場を願う訳だ。
スルスルと屋根裏へ。

本来の使い方は誘導パイプ内を這わせるのだが、さすがにパイプを埋める時間と手間は掛けたくない。

部屋数が決まっている上に、館内サーバを置く予定もないし(!)今後の増築も無いのだから上下が貫通すればOKだ。


屋根裏に上がってワイヤーを引っ張り上げる。

ルータから出したLAN線を結合して元に戻す。
作業時間10分。

ところでこのEPSONのPM730Cって何時のプリンタだっけ?
もう5〜6年前のかな?

屋根裏にはいろんなもんがあります・・・・。

また上手い具合にいい穴があるんだな。

プラスチックはドリルの回転を落として慎重に穴開けしないとすぐに割れるから・・・・助かるよ。
こんな具合に出来た。(↓)



ついでに隣の部屋にも引いておく。
いちいちルータから引くのは面倒なので、ここにハブを置いて隣へ。

25mmのホールソーで穴あけ。
コンパネが下まで設置してあった。
なんて真面目なオレ!(新築当時)
だからドリルが煙を吐きながら穴を開けていく。

ここにはLANモジュールパネルを設置する予定だったのだが・・・・・このド田舎めがぁ!・・・・・そんなもん、どこにも売ってない・・・・。

こんな事なら仕事帰りにアキバに寄って来れば良かった・・・・。

しかたなく電話線用の穴あきパネルで直結仕様とする。

当然、中で輪っか作っとかなきゃダメよ!
隣と綱引きになっちゃうからね!

これで2階の全室にLANが敷設されました。
残るは1階だけど「1階のリビングで家族団らんしながらノートパソコン!」なんてシャレた考えは毛頭ない(!)ので敷設しない。
尤も、必要になったら(2Fに引き込み回線がある関係で)無線使った方が楽だし・・・・。